床置き手すり「楽起(らっきぃ)」

ベッドからの立ち上がりを支援する床置き手すりといえば、
矢崎化工のたちあっぷが有名です。
これに続いたのがモルテンのルーツ
たちあっぷの問題点(横方向の加重への対応や手すりの間隔・握りやすさ)を解消しながら発展させ、
なおかつレンタル料金も安いルーツが活躍をしています。

しかし、さらにこれを越える手すりがリリースされました。
それが楽起(らっきぃ)です。
これまでの床置き手すりでは、介護用ベッドでいうところの介助バーの役割を果たすものがありませんでした。
寝返りをしたり、起き上がりをしたり、という部分ではこれまでの手すりは威力をいかんなく発揮していましたが、
ベッドからの立ち上がりについては課題として残っていました。
立ち上がった瞬間、手すりが背中側になってしまうので、立ち上がった時に体を支える手すりがないという問題です。
本来、人間の立ち上がりの動作は前傾の姿勢から体を起こしていくのですが、
その姿勢を保持したり、腕の力で体を起こしていくのに、手すりが後ろにしかないのでは安定した立ち上がり動作ができません。

そこで、この楽起であれば、介助バーの役割を果たすので、
前方にもう一方の手を載せることで、バランスを崩すことなく
前傾の姿勢を取りながら立ち上がりの動作が可能になります。

使わないときには介助バー部分をたたみこむことができるので邪魔にもなりません。
ベッドからの起き上がりや寝返りではなく、立ち上がりでお困りの方はこの楽起を試してみてはいかがでしょう。

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