日本福祉用具供給協会のホームページに福祉用具での事故情報が更新されました。
今回、新着として掲載されている事故は電動車いすが2件、移動用リフト(座椅子)が1件、床ずれ予防マットレスが1件、歩行補助車が1件です。
その中で、唯一、死亡事故となったのが電動車いす(ハンドル型)での事故です。
以下に掲載するのが事故の概要です。
公表:H24.11.2
発生:H24.10.23
受理:H24.10.31電動車いす(ハンドル形)
死亡1名
使用者(80歳代)が当該製品に乗車中、踏切内で列車にはねられ死亡した。当該製品の使用状況を含め、現在、原因を調査中。
◆発生都道府県:兵庫県
いわゆるセニアカーと呼ばれるものですが、
転倒や脱輪などの事故が非常に増えています。
セニアカーの場合は踏切に進入してはいけないというわけではありませんが、
踏切内で脱輪するおそれがあったり、
以前は横断中にバッテリーが切れたという事故があったり、
踏切の移動には特に注意が必要です。