介護用の靴を商品化 伊藤 弘美さん(31) フェアベリッシュ代表取締役
「病気だったり、体が不自由だったりしても歩きたい、という気持ちはよく分かる。歩く行為は、人の尊厳にかかわる」
「履く」というより、「包む」という感じ。靴の側面と先端にファスナーがついており、全開して足を靴底に置けば、あとはファスナーで閉じるだけ――。母と祖母を12年間介護してきた経験と手作りならではのユニバーサルデザイン(UD)商品だ。
寝たままの状態でも履かせやすい。甲の部分は柔らかく伸縮性のある素材を使い、むくみのある足の圧迫を防いだ。「2年ぶりに散歩できた」「こんな靴が欲しかった」。2004年5月に商品化して以来、評判が広がり、各地のデパート、スーパーなどで販売されている。
という靴の話題。
見ての通りですが、
つま先からぱっかりと開くので、靴を履くのも楽々。
履くというよりは包むという感じでしょうか。
靴の悩みを抱えているみなさま、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。