厚生労働省老健局振興課福祉用具・住宅改修係からの事故情報で、
今月(平成24年6月)、すでに2件のジョイスティック型電動車いすでの重大事故の情報があります。
1件はおそらく操作を誤って水田に転落してしまったもの。
搬送後、死亡が確認されたようです。
もう1件は、乗車しようとした際に転倒して負傷したというもの。
これについては、スイッチをつけたまま乗車をしようとした可能性もあるとして調査を行っているようです。
つまり、乗ろうとした瞬間に、ジョイスティックに体の一部が当たったことで、車いすが動き出し、
乗車中の利用者が転倒したという可能性です。
いずれにしても、使えば非常に便利な反面、事故の多い福祉用具です。
操作方法を正しく守り、安全に利用していきましょう。
あと、これからは梅雨で雨の多い時期なので、電動車いすを利用する際は必ず天気予報を確かめてから外出しましょう。